2013年2月1日金曜日

ひきこもり脱出講座)子どもにどう働きかけるか

講座の中で話したワンポイントレッスン→子どもにどう働きかけるか?

親はひきこもっている子どもに対して、受け入れてあげましょう、子どもを認めてあげましょうということは良く言われる。しかし、それだけで良いのだろうか。もっと子どもに伝えることはあるのではないか?

本日、参加者からの質問です。
それに関連して、夫にどう働きかけるかという話題も出ました。

父親と子どもがお互いに拒絶して、話し合うことができない。父親から子どもにもっと働きかけてほしい。でもどうやって夫に働きかけてよいのかわからない。

これらはひきこもりの脱出に関わるとても大切な部分です。一般論としては「こうするべき、ああするべき」と言えますが、実際の場面では一般論は通用せず、その家族の特性に応じた対応が必要になります。今日の講座ではそのことを具体的に話し合いました。

ひとつ見えてきたことは相手から拒絶されることの不安です。それがあるために、ホントに言いたいことを伝えられません。

夫婦で本音で話し合おうとしても相手が黙ってしまう、コミュニケーションが終わってしまうことへの不安があります。

子どもにホントのことを伝えても、子どもは受け止められないのではないか、親は何もわかっていないと親のことを拒絶するのではないかという不安から、伝えたくても伝えることができません。子どもは親から受け止められ(母性)、それと同時に拒絶される(父性)ことで親から離れ自立していくことができます。でも、その塩梅がよくわかりません。

あなたの家族では、親子の間で、夫婦の間で、、、

  • ホントにホントは何を伝えたいの?
  • それを伝えることに伴う不安はなに?
  • その不安を乗り越えるにはどうしたらよいの?

そのような内容で、2時間の講座を展開しました。

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