2010年4月18日日曜日

人生の方向転換宣言

3日後の教授会に、公開して、正式オープンにできる。
もう待ちきれないから、ここで言ってしまおう。
このブログはまだ誰にも伝えていないから、まわりの人たちもきっとまだ読まない。後々から読みに来るかもしれないけど。

はい。私は今年度末で今の職を退き、クリニックを個人開業します。

はあ、やっと言えた!
今まで、限られた親しい人たちには半年ほど前から伝えてはいるんだ。
もともと、「開業したいな~」という気持ちは10年近く前からあり、飲んで、昔の友だちや、仕事に関係ない友だちなんかにはよくこぼしていた。しかし、それを実行に移すほどの勇気というか、incentive、きっかけはなく、この10年、ずるずる今までの仕事を継続してきた。それでずっと良かったんですよ。今でも現状維持でもぜんぜん構わない。旧国立大学の教授職は、きっとみんながあこがれる、とても恵まれた職場です。安定し、仕事がひどくきついわけではない。自分の裁量で研究や授業の内容は決められる自由もあるし、授業がない自由時間が夏には40日以上もある。うちの学科は女性教員が多く、雰囲気もよく、人間も優しくスムーズです(もちろん問題がないわけではないが)。
それなのに、なぜ今、50代の脂の乗り切った時期(まわりの人はよくそう表現するけど、自分ではそういう意識はあまりありません)に、大きく方向転換をするのか?
そのあたりの事情は、今まで僕を支えてくれてきた人たち、これから臨床などで出会う人たち、そして空の優子や自分自身のためにもちゃんと言葉に表して説明しておいた方がよいと思う。
...ので、書きます。
いくつかの説明の仕方があるかな。
  1. 小さい頃からの夢
  2. 今の職場に対する違和感
  3. 定年後のライフプラン
  4. 優子との約束
(続く)

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